機能不全

何をしたら良いかわからない自分に向けて

原稿用紙1枚

凄く久々な気がする。

最近これを集中してやってるというのが少なくて、強いて言うなら図書館通いしていて、当たり前だけどめっちゃ本が置いてあって、自分の人生があと何回あったら、ここにある本を全て読み切れるだろうかと途方もなくしょうもない事を考える人生を送っています。充実!

それらをアウトプットする機会が欲しいと思ったのでここに書いてみようと思います。そんな沢山書けないから最低でも原稿用紙1枚分。400文字。

そんないつまで続くかわからない企画。第一回は、最近見直したので機動戦士ガンダムNTです。本は?

何かもう色々凄い事になった機動戦士ガンダムUCの続編として、90分弱の間、ニュータイプサイコフレームが奇跡を起こしまくる本作には、批判も多くあったと思うけど個人的にはとても好き。案の定最初に劇場で観た時は好きな理由を言語化できなかったけど、オカルトばかりが前に出てるけど、話のベースは別離した3人の幼馴染がいて、その再会と和解で出来てるからというTwitterで見かけた意見が一番腑に落ちた。

そもそも宇宙世紀ガンダムって1stの頃から逆シャアまで最後はニュータイプが奇跡を起こすし、それを見て育った人たち(福井晴敏とも言う)に宇宙世紀ガンダム作品を自由にする権利与えたら、そらこうなるわなという印象。しかし本作のヴィランであるゾルタンの存在は、一見ニュータイプ万歳したいだけに見える本作おいて、ニュータイプ論に対するカウンターとしてちゃんと機能しているから、とてもキャラクターが立っていて高評価。キャッチコピーである「ニュータイプ神話の行き着く先」というのは決してポジティブな意味合いだけで無いのは製作陣も完全にわかってやってたんだろうなぁ。

ちょっと話逸れるけど、30年近く前にニュータイプ論を否定して、人間そのものの生きる力についてしっかりと向き合った作品作りをした長谷川裕一先生は本当に慧眼だと思った。逆にUCが宇宙世紀ガンダムのメインストリームになる前だったからやれたと言うべきなのか。来月やる閃光のハサウェイも「ニュータイプだからって何でも出来るわけじゃねぇぞ」って作品だから、UCやNTのノリでやられると、ちょっと困るけど、クッソ楽しみして待ってます。

そんな訳でゾルタンのキャラは立ってたけど、大体リタのおかげで勝利して、前作主人公にええ感じにまとめられてしまった主人公ヨナは若干残念だった。主人公が主人公してないとそれだけでマイナスになっちゃうオタクになってしまったのは間違いなく種デスの影響です。ええ。

しかし今回の戦いで友達2人を失ったヨナは是非幸せになって欲しいという所で終わりたいと思います。最後は「ゾルタン様の3分でわかる宇宙世紀!」でお別れしたいと思います。


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