機能不全

何をしたら良いかわからない自分に向けて

こんにちは。引越してぇ。

大学に近いマンションに住んでるせいか、こいつらの家にテレビやインターネットがないからか、コロナ禍だろうが宴会している声が一生聞こえる。昔は我慢できたが、最近は翌朝のパフォーマンスを上げるためにしっかりと寝たい。無理だ。引越してぇ。

甲高い声でキャンキャン騒ぐファッキン陽キャどもをどうにかしてやりたい気持ちを抑えつつ、最近摂取したものについて原稿用紙1枚くらいで思った事を書きたい。今回は「禍いの科学 正義が愚行に変わるとき」です。

マーガリンや殺虫剤、ロボトミーetc…人類に貢献すると思われてきた物は実は人類にとっての「禍い」だった。そこに至るまでの経緯や、何故人々は福音の形をしたそれを受け入れたのかが綴られている。

中でも気になったのは、アヘン、そしてその成分から作られたモルヒネコデインオキシコンチンオピオイド)について。これらは医療用の麻薬として手術患者や末期がん患者に対する疼痛・苦痛の緩和に用いられているが、その一方で手軽に手に入る麻薬として、アメリカでは年間2万人の若者が過剰摂取によって命を落としている。

そこには儲けたい企業と無責任に処方する医療者の思惑が絡んでいて、それではオピオイドは危険なのかと言うと決してそうではない。正しく使えば患者の苦痛を取り除く有効な手段なのだから、正しく使えないのは人間の欲や弱さなのだと思った。これはオピオイドに限った話ではない。

今これを書くためにパソコンを使っているが、このパソコンは、世界をより良い方向に変える、自分には想像も付かない何かを生み出すことができるかもしれないし、他人を不幸にし、悲しませる使い方もできるだろう。幸か不幸か自分はそのどちらもできない人間だったので、こうして誰が見るかわからないブログを書いたり、エロ動画を見たりしている。

とにかく、大事なのは道具を他人を傷つける為に使わないこと。そうすればいつか自分が救われるかもしれない。具体的に言うと包丁は料理するために使うのであって、騒いでる近所の大学生をピーするために使うのではないということを肝に銘じて今日はもう寝ます。