お前もロータスコンボを回さないか?
前置き
世界初のTCG、マジック:ザ・ギャザリングの公式フォーマット、パイオニア。
「モダンやレガシーに参入出来るほどの資産はないけど、スタンダードよりパワフルな環境で戦いたい…」そんなプレイヤーの夢を叶えてくれるであろうフォーマットとして始まったパイオニアですが、イニストラード真夜中の狩りが導入されてからのマジックオンライン(以下、MO)、パイオニアリーグにおけるアクティブプレイヤー数は今現在で175人。よくMOはMTGアリーナと比較して「村」などと揶揄されますが、これはもう村を通り越して限界集落です。
そんな死んでないが生きてもない状態なパイオニアですが、先日行われた公式生放送にてチャレンジャーデッキ、いわゆる構築済みデッキの発売が発表。その中にまさかのロータスコンボがありました。
チャレンジャーデッキ発売に加え、一時的にもコロナが落ち着きつつある中、今後はテーブルトップの大会も再開されればロータスコンボの使用者は爆発的に増加するでしょう(願望)。ですが、コンボデッキである以上、どうやって動かすのか理解していないと見えてるリーサルを逃すだけじゃなく、マナの管理を間違えればジャッジのお世話になって大会運営に支障を来すだけでなく最悪ゲームロスの可能性だってあります。
僕自身どこぞの大会で結果出したわけでもない一般クソ雑魚プレイヤーなので、メタゲーム上での立ち位置とか各マッチアップにおけるプレイングやサイドボードプランについては話せませんし、ここでは話しません。
更に言うと紙では一人回ししかしたことが無いというとんだペテン師ですが、ここではチャレンジャーデッキに収録されてロータスコンボに興味を持ったあなたが今夜勝つための方法では無く、トラブル無く回して相手に気持ち良く死んでもらう方法について書きたいと思います。
※今夜使うだけじゃなくて、今夜勝ちたいあなたはここを読んでください。
勝ち方とそこに潜む問題点
まずはチャレンジャーデッキのロータスコンボのリストから。これを前提に話を進めていきます。
勝つ為の重要なステップは一つ「《睡蓮の原野》が2枚ある状態で9マナ以上を確保して《深淵への覗き込み》を撃つ」です。
もう少し具体的話すと、7マナの《深淵への覗き込み》で大量ドローをした後、残りの2マナで《見えざる糸》《熟読》《砂時計の侍臣》のサイクリング等、マナを増やす呪文を大量に撃ちます。
そして14マナまでマナを伸ばしたら、《願いのフェイ》の出来事呪文、《成就》で《全知》をサイドから確保して設置。もう一回《成就》でサイドから《副陽の接近》を確保して発射。ドロースペルで2発目を引いて発射。あなたの勝利です。
慣れた人からすれば《深淵への覗き込み》を撃った時点で後はウイニングランなのですが、勝つために必要なマナを捻出するためには、大量に呪文を撃ってマナを伸ばす必要があります。ドローの中に必要なカードが無ければ更に呪文を重ねる必要があるでしょう。
いくらデッキの半分をドローしたと言ってもこれはカードゲーム。運次第では必要なカードが引けず、そのリカバリーに務める間にマナの管理を間違えてコンボを継続できないかもしれません。対戦相手からしてもコンボを完走できる確率が100%ではない以上、投了してやる理由はないのです。
「ほぼ勝ちなのに長い」ここがロータスコンボの問題点だと考えています。
問題点が見えた所で間違えないために覚えるべき事を見ていきましょう。
解決策
ぶっちゃけ「無限に一人回ししろ」で終わりなのですが、もう少しだけお付き合い下さい。
必要なカードを探そう
あなたが撃った《深淵への覗き込み》は無事に通りました。大体20枚前後のカードが手札に舞い込んで混乱すると思いますが、今のあなたに必要なカードは以下の通りです
優先度高:マナが増えるカード
優先度中:勝利手段を引っ張ってくるカード
優先度低:上記を探せるカード
まだ土地を置いていないならアンタップインできる土地でも置きましょう。それ以外のカードは《熟読》のディスカードコストにでもしてしまえば良いんです。
何マナ出るか覚えよう
何が必要なのかはわかりました。それじゃあマナを増やして勝ちに行きます。場に《睡蓮の原野》が2枚ある状態(6マナ出る)を想定して頂き、そこからどれだけマナが増えるかは以下の通りです。
《見えざる糸》:4マナ
《熟読》:1マナ
《砂時計の侍臣》の起動型能力:3マナ
《砂時計の侍臣》のサイクリング:1マナ
チャレンジャーデッキには収録されていないのですが、《遵法長、バラル》や《狼柳の安息所》といったカードが採用されている事が多いです。上記+1マナ増えると覚えておけば大丈夫ですがバラルの場合だと《砂時計の侍臣》の効果は据え置きです。
管理と宣言はきちんとしよう
勝ち方もマナの増やし方も大体わかりました。しかし対戦相手はどうでしょうか?
ここまで来れば一人回しとかわりませんが、目の前に相手がいる以上、マナがどう増えたのかきちんと宣言して、増えたマナが相手と自分にわかるように管理しないといけません。そのため、マナ数の管理にダイスは必須ですが、手順一つ一つをダイスで表現していたらそれはそれで手間です。上記の表に従って、呪文を唱えた結果、増えたマナの数を表す時だけダイスを動かしましょう。
マナを増やす段階ではひたすら青マナだけ出し続けるのが一番手取り早いです。青以外の呪文を唱える必要あれば唱える時にその色マナを出しましょう。そして、それらを相手に伝わる程度の声できちんと宣言して対戦相手に伝わるようにしましょう。マスクをお忘れなく。
まとめ
一人回ししよう
そらそうです。実践ではライフや盤面次第で、一人回しの時の様には行かない事も多々あります。しかし必要最低限の動かし方は覚えておかないとそれはそれで話になりません。チャレンジャーデッキが届いたら必ず一人回しをしてから大会にジョインして下さい。「チャレンジャーデッキそのままで大会に出るとかウケるw」みたいな相手を鮮やかにボコボコにしてやりましょう。
以上です。ロータスコンボ学会(今作った)は新規学会員の加入を常に募集しています。また、パイオニアが人口の少ないフォーマットなので、ロータスコンボ自体もまだまだ開拓の余地があると信じています。新しいデッキテクなんかがあればどんどん発信して下さい。
MOかテーブルトップか、どこかの大会でお会いしましょう。
あ
こんにちは。引越してぇ。
大学に近いマンションに住んでるせいか、こいつらの家にテレビやインターネットがないからか、コロナ禍だろうが宴会している声が一生聞こえる。昔は我慢できたが、最近は翌朝のパフォーマンスを上げるためにしっかりと寝たい。無理だ。引越してぇ。
甲高い声でキャンキャン騒ぐファッキン陽キャどもをどうにかしてやりたい気持ちを抑えつつ、最近摂取したものについて原稿用紙1枚くらいで思った事を書きたい。今回は「禍いの科学 正義が愚行に変わるとき」です。
- 作者:ポール・A・オフィット
- 発売日: 2020/12/08
- メディア: Kindle版
マーガリンや殺虫剤、ロボトミーetc…人類に貢献すると思われてきた物は実は人類にとっての「禍い」だった。そこに至るまでの経緯や、何故人々は福音の形をしたそれを受け入れたのかが綴られている。
中でも気になったのは、アヘン、そしてその成分から作られたモルヒネ、コデイン、オキシコンチン(オピオイド)について。これらは医療用の麻薬として手術患者や末期がん患者に対する疼痛・苦痛の緩和に用いられているが、その一方で手軽に手に入る麻薬として、アメリカでは年間2万人の若者が過剰摂取によって命を落としている。
そこには儲けたい企業と無責任に処方する医療者の思惑が絡んでいて、それではオピオイドは危険なのかと言うと決してそうではない。正しく使えば患者の苦痛を取り除く有効な手段なのだから、正しく使えないのは人間の欲や弱さなのだと思った。これはオピオイドに限った話ではない。
今これを書くためにパソコンを使っているが、このパソコンは、世界をより良い方向に変える、自分には想像も付かない何かを生み出すことができるかもしれないし、他人を不幸にし、悲しませる使い方もできるだろう。幸か不幸か自分はそのどちらもできない人間だったので、こうして誰が見るかわからないブログを書いたり、エロ動画を見たりしている。
とにかく、大事なのは道具を他人を傷つける為に使わないこと。そうすればいつか自分が救われるかもしれない。具体的に言うと包丁は料理するために使うのであって、騒いでる近所の大学生をピーするために使うのではないということを肝に銘じて今日はもう寝ます。
原稿用紙1枚
凄く久々な気がする。
最近これを集中してやってるというのが少なくて、強いて言うなら図書館通いしていて、当たり前だけどめっちゃ本が置いてあって、自分の人生があと何回あったら、ここにある本を全て読み切れるだろうかと途方もなくしょうもない事を考える人生を送っています。充実!
それらをアウトプットする機会が欲しいと思ったのでここに書いてみようと思います。そんな沢山書けないから最低でも原稿用紙1枚分。400文字。
そんないつまで続くかわからない企画。第一回は、最近見直したので機動戦士ガンダムNTです。本は?
何かもう色々凄い事になった機動戦士ガンダムUCの続編として、90分弱の間、ニュータイプとサイコフレームが奇跡を起こしまくる本作には、批判も多くあったと思うけど個人的にはとても好き。案の定最初に劇場で観た時は好きな理由を言語化できなかったけど、オカルトばかりが前に出てるけど、話のベースは別離した3人の幼馴染がいて、その再会と和解で出来てるからというTwitterで見かけた意見が一番腑に落ちた。
そもそも宇宙世紀ガンダムって1stの頃から逆シャアまで最後はニュータイプが奇跡を起こすし、それを見て育った人たち(福井晴敏とも言う)に宇宙世紀ガンダム作品を自由にする権利与えたら、そらこうなるわなという印象。しかし本作のヴィランであるゾルタンの存在は、一見ニュータイプ万歳したいだけに見える本作おいて、ニュータイプ論に対するカウンターとしてちゃんと機能しているから、とてもキャラクターが立っていて高評価。キャッチコピーである「ニュータイプ神話の行き着く先」というのは決してポジティブな意味合いだけで無いのは製作陣も完全にわかってやってたんだろうなぁ。
ちょっと話逸れるけど、30年近く前にニュータイプ論を否定して、人間そのものの生きる力についてしっかりと向き合った作品作りをした長谷川裕一先生は本当に慧眼だと思った。逆にUCが宇宙世紀ガンダムのメインストリームになる前だったからやれたと言うべきなのか。来月やる閃光のハサウェイも「ニュータイプだからって何でも出来るわけじゃねぇぞ」って作品だから、UCやNTのノリでやられると、ちょっと困るけど、クッソ楽しみして待ってます。
そんな訳でゾルタンのキャラは立ってたけど、大体リタのおかげで勝利して、前作主人公にええ感じにまとめられてしまった主人公ヨナは若干残念だった。主人公が主人公してないとそれだけでマイナスになっちゃうオタクになってしまったのは間違いなく種デスの影響です。ええ。
しかし今回の戦いで友達2人を失ったヨナは是非幸せになって欲しいという所で終わりたいと思います。最後は「ゾルタン様の3分でわかる宇宙世紀!」でお別れしたいと思います。
すみっコ農園から見るキャリア開発
「自分があと何回出勤するとか考えたことない?」
職場の先輩がよく言う言葉だ。
「俺はずっとこの仕事を続けるのは多分しんどいだろうから、ジェネラルを目指したいんだよ。」
ジェネラルなんて単語を聞いたのはロックマンX4以来だが、要するに先輩は今の仕事の管理職になりたいという話らしい。
正直に言うとあまり考えた事はない。自分はこのままここでこの仕事をこのまま続けて、そして病気か定年で辞めるものだと思っていた。
就職についてあれこれ考えていた頃から時代は変わり、働き方も変わった。今や動画投稿やゲームの腕でご飯が食べられる時代だ。今のまま安定して収入を得る選択肢を取っても良いが、同じ場所でずっと働く必要も、何なら同じ職種でずっと働き続ける必要もないのかもしれない。何かを始めるのに遅過ぎる事はない。人生いつだって、この瞬間がスタートラインだ。
そんな自分がセカンドキャリアに選んだのは農園経営でした。
うん、すまない。ゲームなんだ。明日も仕事だわ。行きたくねぇ。
そもそも、すみっコぐらしにとは何ぞやについては下記からどうぞ。面倒臭い人のために一言で説明するとリラックマの後輩です。
このジャンルのゲームはあんまり詳しくないのですが、リリースから2週間、このゲームの魅力やおすすめポイント、攻略に際しての豆知識について少し話したいと思います。セカンドキャリア?知らんな。
ゲーム内容としては農園を舞台に作物や商品を作って売って課金して、そのお金を元手に自分だけの農園を作成するゲームという所で、まぁよくある物だと思います。職場であつ森が流行ってる時に勧められて「いやぁ、この手のゲームは自分に合わないっすよーw」とか言ってたけどすまん、普通にやってるわ。
やらんだろうと思ってたゲームにすみっコぐらしの皮を被せた途端にやってるんだから、キャラパって大事。このゲームはそういう事も教えてくれます。エル魔窟擦ってキャッキャしてる場合じゃねンだ。
また農園を拡張すると、みにっコ達も農園に遊びに来てくれます。来てくれますが仕事はしません。その辺を歩いているだけです。これもまた社会。
というかこの辺は是非今後のアプデで修正して欲しいですね。みにっコが仲良しのすみっコと戯れたり、一緒に農園管理する様子が見たい…見たくない?
リリース後すぐに界隈で話題になった、牛たぴおかが牛乳を製造してくれる様子も置いておきますね。牛乳は色んな所で役に立つので、積極的に生産枠を拡張して、労基にガッツリ違反する位の勢いで働かせましょう。
当たり前の話ですが、自分だけの農園を作るために地元の農業公園や「農園 基本」みたいなクッソ頭の悪い検索をして、農園について勉強までしてます。
最初はTwitterで検索して色んな人の農園を見るのが楽しかったけど、みんなが作る農園が眩しすぎて嫉妬してやがて検索しなくなったくらい農園作りは楽しいです。
というかこのゲーム、マジで人生観出る。農園を模様替えするに当たって個人的に「海が近くて地震が来たとき危ないので母屋は海から離す」とか「動線を意識する」とか「ここに遊びに来る客が過ごしやすい環境を作る」などを意識した。叶えられていない部分も沢山ありますが、そういうのを考えながら農園を拡張するのがすっげー楽しいです。
農園作成についてのヒントで、課金以外に答えるとしたらすみっコになる。それだけです。
労働、人間関係、税金、車検、親の介護、新型コロナ、椎間板ヘルニア、辛いことは忘れて、すみっコになりましょう。明日仕事だ…行きたくねぇ…行きたくねぇよぉ……
今回はここまで
【シャドバ】万華の鳳凰をチョイスしよう
ジェムオブフォーチュンしてますか?知らない人のために説明するとウィッチ、エルフ、ネクロの中からリーダーを1つ選んでなんか色々するフォーマットです!
新カードパック、レヴィールの旋風リリース間近。アンリミの庭園ドラゴンにどハマりしている身としては庭園ドラゴンを超強化するカードが来てくれれば良いなぁとも思いつつ、まぁ来たとしても汎用除去くらいだろうという諦念もありました。
【9月24日 プレリリース!新カード情報】
— Shadowverse公式アカウント (@shadowverse_jp) 2020年9月19日
新カードパック「Storm Over Rivayle / レヴィールの旋風」のカードをご紹介いたします!
万華の鳳凰#シャドウバース #レヴィールの旋風 pic.twitter.com/zucnwjvN4z
えぇ・・・
まさかの《鳳凰の庭園》を直接場に出すカードである。その発想はなかったわ。
結論から言うと《万華の鳳凰》は庭園ドラゴンを超強化するカードでは無い(と思う多分いやきっとしかし)のですが、このカードが発表されてからずっと《万華の鳳凰》のこと考えてる。恋では?
《庭園とゾーイを確定サーチコール》みたいな完全無欠のカードが出てくるよりはよっぽど楽しいカードだと思います。なので記録と記憶のためにも書いておこう。
一応。この記事はアンリミ向けです。庭園ドラゴンについて調べると、庭園ドラゴンにはダゴンゼル型もあればダゴンゼル型もある。それ以外の型もあるということで、庭園ドラゴンの懐の深さに驚いています。自分はゼルガネイア積みのダゴンゼル型しか知らんのでここで言う「庭園ドラゴン」はその体で話したいと思います。
【9月24日 プレリリース!新カード情報】
— Shadowverse公式アカウント (@shadowverse_jp) 2020年9月20日
新カードパック「Storm Over Rivayle / レヴィールの旋風」のカードをご紹介いたします!
竜の助言#シャドウバース #レヴィールの旋風 pic.twitter.com/XWZ4czQgvT
こっちの方がよっぽど強化してる気がする。
まずは良い点から
- 4〜6枚目の《鳳凰の庭園》である
見たまんまですね。特定のカードに大きく依存するデッキにおいて、「その特定のカードを代替するカード」はそれだけでデッキの安定性を大きく上げてくれます。
《万華の鳳凰》は正にそれで、《ウリエル》もあるから庭園は実質9枚なんですよね。こんなん普通ならTier1待ったなしですよ。普通ならな。
進化しないと場に出せませんが、先手なら5t、後手なら4tなのでアンリミ環境においてもギリギリ適正ターンに出せると思います。
- 《万華の鳳凰》は《一角獣の巫女・ユニコ》である
攻撃時2点回復。進化時庭園置きにばかり目が付きますが、データの染みに見えるこのテキストもかなり優秀に感じました。倒さなければ返しの攻撃で盤面に触りつつ2点回復できて、倒してくれればその分顔に入る筈だったダメージを吸ってくれるため実質回復。アグロデッキに対してポン置きできる性能なのは本当に良い調整。
これで苦手なアグロデッキとのダイヤグラムが逆転する…ことはなくても、庭園にもなりながら、アグロに対して積極的にキープできるカードが増えたというのは非常に嬉しい。アグロ以外にも疾走型のスペルウィッチとかにも置盤面触りつつ2点回復。庭園置いたら返しにやられたというシチュエーションが僅かながら減りそうです。教会ビショとは2点回復したくらいではどうにもならん火力を瞬で出してくるから相変わらず厳しい対面になりそう
ここからは悪い点
- 庭園のファンファーレ能力は働かない
はい。
散々言われてますね。このカードの唯一にして最大の欠点ですが、その中にも強い部分はあると思います。思わない?思えば現実になるんだよ。
ファンファーレが働かない事自体はまぁルール通りの挙動なので、むしろコストが半減される方がおかしいんですけど、庭園を置いたらいよいよ次はゾーイかダゴンゼルかみたいなデッキであり、それを強要してくるのがアンリミ環境なので非常にキツい。
しかし、ファンファーレ能力が働かないのであれば、相手のコストも半減されません。相手のリーサルをアシストしてしまうリスクは下がります。ミントネクロ相手に庭園を置いたら《デスタイラント》にマジレスされる可能性が下がるのは良いのではなくって?ドロースペルで探されたら泣きましょう。
そして、このカードは2コストなので進化後先手なら3コス、後手なら2コスが残ります。ここでドロースペルを投げて必要なカードが見つかれば、相手より大きく先んじることができ、短所は一気に長所に変わります。祈りです。また祈らなきゃいけねぇのかよ。
このカードを入れるなら《新たなる運命》は3積みから構築始めたいし、新しく公開された《竜の助言》も是非とも万華進化に合わせたいカードです。
欠点と言う割に良い点も結構書いてますが、万華進化ドロースペルで必要なカードが引ける確率は結局どのくらいよって話なんですよね。7の段もたまに忘れるくらい算数が苦手なのでわかりませんが、現実的な数字ではないと思います。
現状の個人的な結論:《万華の鳳凰》は庭園ドラゴンをめっちゃ強くはしないが、少なくとも庭園を引かずに負けることは減る。あと苦手な対面の勝率を僅かに改善してくれる。くらいで落ち着くんじゃないかなと思っています。庭園の枚数が増えたけど置いた後も必要なカードがあるという問題は解決してないからまぁうん。やっぱり《竜の助言》の方が強化じゃねぇかな。
今回はここまで。
【シャドバ】置いた・祈った・勝った 後編
マ??????????????????
手放しで3積みできるカードじゃないけど、どう考えても嬉しいカード。また何か書こう。
置いとけないが、それは置いといて、今回は庭園ドラゴンシリーズ第2弾。他に説明したいカードや各リーダー、アーキタイプ別の立ち回りやマリガン等について触れていけたらな思います。よろしければ前編もどうぞ。
除去について
色んなリスト見ると大体のこの4枚の中から選択されてて、《侮辱の嘲笑》が確定枠な気がする。エンハンスが死ぬほど邪魔に感じる状況もあるけど、全体1点で助かる盤面もあるからまぁトントンなのだろうか。カードパワー低過ぎて本当に俺はアンリミをやってるのだろうかと自問自答したくなるけど、序盤の除去スペルというのがこのデッキにおいて重要なので耐え。
《熾天使の剣》は個人的には必須枠で考えてるけど、入ってないリストも稀に見かける。こいつもエンハンスが死ぬほど邪魔だけど、《虚数物体》や《頂きの教会》といったアミュレットに触れるのは助かるポイント高めです。
後は《エンジェルシュート》と《圧倒する猛撃》。アミュレットに触れる、これを撃つ頃には相手の1ドローはほとんど問題になってる状況ではない事を考慮して、前者を選択していましたが、《圧倒する猛撃》のドラゴンフォロワーサーチについて勘違いしている事がありました。こうやって記事の形で庭園ドラゴンを振り返ってる時に気付いたので聞いてください。ウリエルはドラゴンフォロワーだと思ってた。
《新たなる運命》を採用しているリストなら《オルカの滝のぼり》はどうだろうかと考えた。
各リーダー、アーキタイプ別の立ち回りやマリガンについて
その前にアンリミ環境と庭園ドラゴンについて振り返り。
にアンリミの環境デッキを分類するなら
- 「序盤から体力を攻めるデッキ」
- 「序盤は準備に使って中盤〜後半に勝つデッキ」
の2種類に分けられると思います。アンリミにおける後半とは5tや6tです。中にはAFネメシスや骸ネクロのように序盤を準備に使う癖に特定のカードが揃えばその辺のアグロ以上の速さで盤面とライフを制圧してくるデッキもありますが。
そして庭園ドラゴン、当然こちらは後者です。というか後者に寄り過ぎてるのでブン回ったから3t4tに勝ったというのはほぼありません。後半のための準備と後半用のカードを中心に構築されているため、「序盤から体力を攻めるデッキ」に対してそれはまぁ不利です。
同じ系統のデッキに対しても、こちらは5コスを全てお互いのマナコストを半減してくれるカードに浪費するため、庭園ドラゴン特有の隙ができた間にリーサルを掻っ攫われることもしょっちゅうです。
とは言え、こちらとしては置かなければいずれは負けるだけになるので、PPブーストで1t早く置く、先手が来ることを祈る、色々間に合ってないがとりあえず祈ることで、この致命的な隙を誤魔化します。この辺の祈りポイントの多さや、祈りが通じた後も勝つため、負けないために必要なカードを揃えられず負けることもあります。この辺りが庭園ドラゴンがTier1に上がり切れない理由だと考えています。
なのにどうして我々は庭園ドラゴンを使うのか?どうして…?どうしてですかね…?
気を取り直してここからいよいよ各リーダー、アーキタイプ別の立ち回りやマリガンについて見ていきましょう。
※マリガンやプレイはあくまで目安です。「そういう考えもあるなぁ」くらいで見て、是非そこから自分にあった構築やマリガン、プレイを模索してみて下さい。
エルフ
エルフで1番見るのは《豪風のリノセウス》を使ったリノエルフ。
リノエルフ側としては2コスバウンスが1コスだったらなぁってなる場面が多々あって、それを庭園がアシストしてしまうケースもあります。しかし1コスのカードは庭園下でも1コスなので、庭園を置いてもリーサルターンはそんなに変わらないという意味ではリノエルフは有利なアーキタイプだと考えます。結局のところ相手がリノとバウンスを沢山持ってるかどうかです。いきなり身も蓋もない話になった。
マリガンは《鳳凰の庭園》とPPブーストカード狙いで。《竜の託宣》だったら尚良いです。というか庭園ドラゴンはこの2枚を探しに行くのが基本になります。後は《竜の伝令》とか。
ロイヤル
絶滅危惧種。自分がランクマ回っている間は多分6回くらいしか見なかった。その殆どがアグロロイヤル。でもアグロしたかったらヴァンプで良いからまぁ数少なくなるよなぁ。しかし上述の通りアグロ系デッキは庭園ドラゴンの天敵。マリガンは庭園に関連したカードを全部返して除去を探します。渡された初手が今一つで後手なら《竜の託宣》も返して良い。とにかく除去をガメましょう。ゼルガネイアを添えられたら完璧。それでも間に合わない場合もしょっちゅうですが。
ひたすら除去って除去って回復して相手のリソース切れでリタイア待ちがアグロ系に対するこちらの勝ち筋になります。相手の動きが鈍くて、体力に余裕があって、偶然庭園とゾーイが手札に来たならゾーイメンコやダゴンゼルOTKは狙っても良いですが、まぁ稀です。
ウィッチ
《決意の預言者・ルーニィ》の加入で更に強化された疾走スペルウィッチ。しかし、このデッキも庭園ドラゴンと同じく序盤は準備に使って後半から勝ちを狙うデッキなので、その意味ではやり易い。有利〜微有利くらいの対面です
庭園置いたら後はお祈りですが、ただ祈るだけではつまらないので、庭園までに相手の盤面にフォロワーを残さないことも意識しましょう。相手の盤面にフォロワーがいるとそれだけで進化込みの3点バーンダメージに変換されるので死亡率が上がります。完全に体感ですが体力は17か18あれば相手の盤面にフォロワーがいてもドブンされない限りまぁ安全。11〜13まで落ち込んでいると盤面が空でも危険といった印象です。
ここを生き残れば勝ったも同然。ゾーイメンコで延命しつつダゴンゼルを決めていきましょう。ルーニィの3点ドレインのせいでゾーイで3回殴り切るプランが通り辛いのも微妙に腹立つ。
ウィッチのスペル軸と言えば疾走札の代わりに《陰陽の開祖・クオン》と《次元の超越》を積んだ型もあります。ゾーイメンコが始まれば超越など無意味なのですが、庭園を置くのが遅くなり、相手がブン回りハンドの場合は庭園の返しに超越撃たれて終わる場合もあります。超越型は《クラシカルソーサラー》を採用しているため、ゾーイ3回プランはまず通りません。
マリガンはやはり庭園とPPブーストの基本セットを探していきましょう。
ドラゴン
まず最初に言いたい。庭園ドラゴンミラーは不毛です。全盛期Nヴァンプミラーで後手取った時くらいしょうもない。ロイヤル並に数が少ないのが唯一の救い。
本当にしょうもないですが、ミラーで負けるのは悔しいので頑張りましょう。
庭園ドラゴンミラーの鉄則:庭園を相手より先に置かない。これだけです。なのでマリガンでも庭園を探す必要はありません。気付いたらハンドにあったくらいでOKです。PPブーストとゾーイ、イアンをマリガンで探しましょう。相手か自分が庭園を置いた。これはハンドを燃えないようにするのが限界になってきたか、「俺は次ダゴンゼルを決めるぜ」の合図です。
そしてそれはスーパーゾーイメンコ大戦開始の合図でもあり、ここから先はゾーイの枚数とイアンの枚数が多い方が勝つゲームになります。これはeスポーツですわ。そのため進化回数が多い方が有利という理由なので珍しく後手が欲しい対面です。
ドラゴンで見かけるアーキタイプと言えばディスカードドラゴン。相手の《波濤のプレシオサウルス》とこちらが庭園を置くターンは同じな為、案の定先手の方が有利。進化後のコイツが立っている状態で庭園を置くのは確実に死ぬのでやめましょう。でも除去にPPを使ってもその後の動きが繋がらないので辛い。戦績表を見てると負けのほとんどは後手だったのでやはりそういう事なんだと思った。マリガンは最速庭園を狙えるようにするいつものアレです。
ネクロマンサー
大量のドローによる高い安定感で確実にコンボを決めてくるミントネクロと3tには大型フォロワーを並べるブン回りパターンを持った骸ネクロ。どちらも相手の事故待ちになる状況の多い不利対面です。
マリガン、プレイ双方共に最速庭園設置からゾーイメンコを狙っていきますが、ミントネクロが先手だと返しに《魂の番人・ミント》からの《沈黙の詩》が無くても《デスタイラント》が進化後15点で走って負ける可能性があります。それまでに体力は16以上を保てるか確認しましょう。スペルウィッチよりも変数が明確でわかりやすいけど、死ぬ事実には変わりない。PPブーストを引けず5t設置の形は先手でも危険なのは上述通り。後手なら親を質に出す覚悟で祈りましょう。庭園を置けない?ハハッ!
骸ネクロについてはこちらが庭園を最速で置けたとしてもそれ以上のブン回りパターンが存在し、仮にダゴンゼルまでゲームを続けても大型の守護持ちフォロワーを突破できず負けパターンもあります。ええ、事故待ちです。
ヴァンパイア
アーキタイプがどうとかよりリーダー単位でキツい
アグロヴァンプ、自傷ヴァンプ、ヨルムンガンドヴァンプ、コントロールヴァンプと、4種類のアーキタイプを見かけます。1番多く見かけるアグロヴァンプ向けのマリガンしましょう。除去とゼルガネイアをとにかく探して相手のリソース切れ待ち。イアンもいたら嬉しいですが、盤面が埋まってて《ジェラシードラゴン・アデール》が置けない場合もあります。
自傷ヴァンプもアグロヴァンプと同じ立ち回りで良いです。《闇喰らいの蝙蝠》でドーン!される可能性もあるので、相手の自傷回数はしっかりチェックして動きます。
ヨルムンガンドヴァンプは庭園を置きやすいけど、ヴァンパイア見たらアグロだと思ってマリガンをするので庭園は返してるんですよね。《ヨルムンガンド》を出されるその瞬間までわからないこともあるので非常に腹立たしい。
コントロールヴァンプは論外です。相手がいくつもの事故を重ねてようやく勝てるかもしれないってレベルで不利です。アグロ向けマリガンをしたから負けるとかそういう話ですらない。数が少ないからまだ良いけど、これが増えたらその瞬間庭園ドラゴン握るのを止めて親孝行とかした方が建設的です。
おわりに
庭園ドラゴンはFOHからかなりやれるようになったと言ってもそれでもキツいです。ゾーイによって死んでるのに死んでない不思議な感覚や、耐えに耐えた末にダゴンゼルで大逆転を決める快感を目当てにグラマスまでこのデッキを使ってきました。そのことに後悔はありません。嘘です。
もうすぐ新環境どころか、庭園ドラゴンのあり方を根底から変えるかもしれないカードが来てしまったので、この駄文がどこまで役に立つかは不明ですが、皆さんの庭園ドラゴンライフの一助になれば幸いです。でもミラーは不毛だから対面には来ないでくれよな!
今回はここまで。
【シャドバ】置いた・祈った・勝った 前編
こんにちは。コロナ自粛してますか?
最近は色々な事が少し落ち着いて、気候も良くなり外に出やすくなったと言ってもやはり外に出たり人と関わったりするとそこには感染のリスクがあって、それでいつか自分が感染して、周囲の人に拡めてしまうのではないかと思うと、なかなか外に出るのも躊躇ってしまいますよね。
そういう自分は隠キャなのでずっと家の中にいても大丈夫。1人暮らしなので感染する事もさせる事もありません。涙が出てくる。悲しくなんてないのに。
そんな自分がここ最近家の中で何をしていたのかと言うとタイトル通りです。エロメンコ本格スマホカードバトル、シャドウバースをやってました。
ゲーム自体はリリース当初から始めてて、気が向いたらやってやめてを繰り返して今回またやろうと思ったのは偶然見たプロリーグの動画を見てモチベーションが上がったからです。
その時々のプレイを的確に解説できる解説さんマジすげぇ。あとプレイヤーに異名が付いてるの狂おしいほどすき。「選ばれし超越者」とか男の子が言われたい異名ランキング10年連続ぶっちぎり1位でそこから殿堂入りでしょ。
ローテの方はサクッとグラマス取って、次はアンリミの方で目指そうかなと思い色々調べて回してみるがどれもしっくり来ずMPが伸びない。そんな中で運命の出会いがありました。今回のタイトルにもある通り庭園ドラゴンです。そしてこの記事は自分が使った庭園ドラゴンに関するあれこれです。もう新弾が来てしまいますが、奇跡が起こって新弾で庭園ドラゴンがTier1入りするかもしれないので、その時の為に。
about庭園ドラゴン
まずは自分が使ったリストから。細部は変わっていますが大体これでした。
デッキ名にもなっている〈鳳凰の庭園〉が全てです。ある時から戦績表を付け始めましたが、庭園を置かずに勝った試合は勝利数の10%以下だった事からもこのカードがいかに重要であるかが理解してもらえると思います。
このおもちゃを置いてからどうやって勝つのか。方法はいくつかありますが、7ppの時点で〈深海の覇王・ダゴン〉と〈風読みの少年・ゼル〉を置いてゼル進化→ダゴンへ疾走付与してパワー10で2回殴ってWIN !やり込み!が最もポピュラーです。蛮族が過ぎる。
だがBUTしかし、先にマナコスト半減の恩恵を受けるのは基本的には相手からです。バトル漫画よろしくパワーがインフレし続け、6tリーサルは適正、3tで実質リーサルもあり得るアンリミという魔境において、5コスのこのカードを悠長に置いて果たして勝てるのか?結論から言うと(胸を張っては言えませんが)勝てます。むしろ運命の神々から参戦した大物ルーキー達のおかげでかなり戦えるようになったと思います。
各種カード解説
各種ppブースト
どのドラゴンデッキでもそうですが、庭園ドラゴンにおいても託宣は初手キープしたいカードランキング1位です。
毎回2t託宣できるか井桁弘恵に会えるか、どちらか選べと言われたら間違いなく井桁弘恵ですが、とにかく2t託宣は重要です。アンリミ環境において4tに庭園を置くのと5tに庭園を置くのとでは死亡率が大きく違います。後手5tに庭園を置くなら相手の事故待ちでしか勝てないと思ってもらって大丈夫です。それでも置くしかないのがこのデッキの弱い所。
3コスブーストも嬉しいと言えば嬉しいですが、ハンドにあるのがウリエルの場合だと結局庭園を置けるのは5tになってしまうのがネックです。でも基本的にはキープするかなぁ
大いなる調停者・ゾーイ
庭園ドラゴンにとって庭園の次に重要なカードは何か。それは託宣やダゴンやゼルでも無く彼女です。〈次元の超越〉が使えるのはウィッチだけではありません。むしろ1度ゾーイを置いてしまえば、相手が何回超越を投げた所でこちらのターンが来るまで絶対死なないので実質上位互換です(諸説あります)。毎ターンゾーイを叩きつけるその様、通称ゾーイメンコは数多くの庭園ドラゴン使いをダゴンゼルOTKまで延命し、たまに自分で相手を3回殴って勝利に導いてくれました。凄ぇ女だ。
凄ぇ女ですが、手札に来なければ意味はありません。そんな問題をあるカードが解決してくれました。
ドラゴニックコール
FOHからの大型ルーキーその1。これのおかげでゾーイメンコが大幅に捗るようになりました。
ゾーイを探し、ゾーイを探し切れば今度はダゴンを探してくれる。ダゴンを1枚の構築であればワンチャンでゼルも一緒にサーチしてくれます。そういった理由でダゴン1枚で回してた時期もありましたが、上振れムーブの確率を上げる為にダゴンは2枚です。
《世界》・ゼルガネイア
FOHからの大型ルーキーその2。条件を満たせば除去して2ドローしてライフも回復してくれる、ローテでも引っ張りだこのアルカナゴッドはアンリミでは庭園ドラゴンに居場所を見つけました。。準備が整うまではノーガードで殴られる事も多いこのデッキにおいてはマジで救世主。ゾーイもあるし、庭園まではノーガードで殴られる事が殆どなので大体の場合条件を満たしてくれます。
もしゲームが長引いて10tに到達した場合は直接召喚されたゼルガネイアへゼル進化から疾走10点フォロワーに出来る事は覚えておきましょう。
ドラゴンバスター・イアン
〈新婚夫婦・イアン&アデール〉と〈ジェラシードラゴン・アデール〉のどちらかをチョイスしてプレイするカード。どちらも使い道がありますが、使う事が多いのは前者です。
進化時能力でゾーイをバウンスしてゾーイメンコの回数を増やしたり、ゼルガネイアと合わせて脅威の10点ドレインとゼルガネイア回収まで出来る器用な奴。後者も対アグロ系デッキで使い道がありますが、序盤は盤面に触れる事が少ないので、5面埋まってアデールが出せなくなってたり、全体2点だと触りきれないような盤面になっている事も多いです。シオン、てめぇだよてめぇ。
器用なカード故、3積みしても良いと思うけど、何故か2積み。理由は自分でもわからん。多分コールでゼルを探しやすくするためだと思う。
新たなる運命
採用されてないリストも本当にたまに見るけど、庭園下なら1コスで沢山引けるカードの需要は非常に大きい。ゾーイかダゴンかゼル、あるいはそれらにアクセスできるドラゴニックコールを見つけるために打ちますが、相手のデッキに対してあんまりにも噛み合ってないハンドを握らされた場合は2tに打つ事もあります。しかし初手キープは絶対しないカード。あくまでゲーム後半に勝利を手繰り寄せるためのカードです。これで必要なカードを見つけた時は本当に気持ち良い。見つからなくてもめげないしょげないドラゲナイ。
鳳凰の庭園
何度も言いますがこのデッキのキーカード。そしてコスト半減の恩恵を先に受けるのは相手の方。置いた以降のターンをどうやって生き残るかの説明は次回以降にもする予定ですが、1番大事なのは「祈り」。相手のアーキタイプ次第では自信を持ってターンを渡せる場合もありますが、マジで祈るしかない状況になる事もかなり多い為、このカードを使って勝ちたいなら普段から徳を高めて祈りが運営に届くようにしましょう。そういった事情から先手も毎回欲しいです。アンリミはローテ以上の先手ゲー。後手はプレミです。祈りましょう。祈りゲーですMOTHER2です。
是が非でも庭園ドラゴンで初手キープしたいカードですが例外もあります。これはまた後で。
それと、庭園ドラゴンの必須テクについて。
もし手札に庭園が2枚あって、1枚設置してから生き残ったら2枚目も置いてから動きましょう。理由はアミュレット破壊ケアもそうですが、次以降のアクションが大きく増えるからです。
この画像を見ると2枚目の庭園(〈竜の伝令〉で2コスになってる)からゾーイ置きでイアンが繋がってもう1t確実に延命できるのがわかると思います。
仮に庭園が3コスの状態である場合、こちらはゾーイしか置けず、返しのターンにゾーイが倒されて王手をかけられても、2枚目が置いてあれば、7ppからダゴン置き、ゼルガネイアで2ドローか運命でゼルを探して勝つ博打プランや、ゼルガネイア置きから運命で無難に2枚目以降のゾーイかドラゴニックコールを見つけてゾーイで延命を図るプランも考えられます。
庭園を2枚置いて相手が動ける幅も広がりますがゾーイを置けばこちらは何をされても基本的に死なないので、ゾーイがあるなら躊躇わずに置きましょう。
他にも書きたいカードや採用に至らなかったカードについて書きたいけど力尽きました。
今回はここまで。後編に続く